畳の色変わりの話
畳替えをしたばかりの新緑の青い畳。
皆さん、青畳は気持ち良いね。
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と言って頂けますが、自然の素材であるイグサを使った畳は、時間の経過とともに段々焼けてきて色変わりしてきます。
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しかし、決して色変わりは悪いことでは無いのです。
畳表の色変わりのメカニズムは、紅葉と全く同じなんです。
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紅葉と黄葉がありますが、畳表は黄の方ですね。
黄葉の原理 :葉の黄色は色素「カロテノイド」による。
カロテノイド色素系のキサントフィル類は若葉の頃から葉に含まれるが、春から夏にかけては葉緑素の影響により視認はできない。
秋に葉の葉緑素が分解することにより、目につくようになる。
なお、キサントフィルも光合成によってできた糖から出発し、多くの化学変化を経てできたものである。
簡単言うと葉緑素が抜けて、大いなる自然の化学変化で、美しく色を出すって事ですね。
畳は、色変わりしてからの方が長い付き合いになりますからね。
専門知識を知っておくと畳生活が豊かになりますよ。